今回は語彙力について書きたいと思います。
語彙力(ごいりょく)とは?
言葉や語彙(単語や表現)の知識と、それらを正確かつ効果的に使う能力のことを指します。
なので語彙力はコミュニケーション能力に大きな影響を与え、多様な語彙をもつことで、
より柔軟で緻密なコミュニケーションが可能となり、相手につたわりやすくなります。
そもそも何故、語彙力なのか?
先日、A先生の祝賀パーティーに出席させていただいた時のこと。
総勢700名 あまりの人の多さに!
錚々たる顔ぶれの方々にも!
お祝いスピーチの上手さ、語彙力の高さに!
そうなんです。
錚々たる方々の語彙力の高さに驚かされ「語彙力ヒクー💧」と思ったからなんです。
いくつか紹介します。
「おめでとうございます」
↓
「謹んでお喜び申し上げます」
「謹んで」はうやうやしくという意味があります。
「うれしく思います」
↓
「恐悦至極(きょうえつしごく)に存じます」
「恐悦」は謹んで喜ぶことであり、「至極」はこの上もないこと。
「極めて喜ばしい」というニュアンスのかしこまった表現です。
「知っておいて下さい」
↓
「お含みおきください」
「含む」は、思いや感情などを心に持つことであり、命令や意思などを
守ろうとして心に留めるという意味があります。
したがって、「お含みおきください」で「心にとめておいてください」
と相手にお願いする表現となります。
まさに
「わかりません」 「おしえてください」
↓ ↓
「勉強不足でもうしあげません」「ご教示ください」 の1日でした。
みなさんは語彙力は高いですか?
その場その場にあった語彙を使う能力を高め、
相手にとってわかりやすいコミュニケーション能力を身につけましょう。