GOです。
アメリカ人の精神科医である
ウィリアム・グラッサー博士が
提唱した選択理論心理学では、
「人間は遺伝子に組み込まれた
”５つの基本的欲求”を
満たすために行動している」と説明している。
この5つの基本的欲求は
１．生存の欲求
２．愛・所属の欲求
３．力の欲求
４．自由の欲求
５．楽しみの欲求
の５つです。
それぞれの内容は、
１．生存の欲求は、
食欲、睡眠欲、生殖、健康、安全、安心といった、
生きていくために不可欠な欲求
２．愛・所属の欲求は、
家族、友人、パートナー、組織、社会との
関わりを持ち、愛し愛されたいという欲求
３．力の欲求は、
地位や名誉、仕事における成功、勝負に勝つ、
目標達成、評価されたいといった欲求
４．自由の欲求は、
人に指示されずに自由でいたい、
変化を楽しみ、自分のこだわりを追求して
人生を自由に生きたい欲求
５．楽しみの欲求は
学習や勉強、趣味、好奇心に対する欲求
です。
これらは誰しもが持っているものであり、
人によってそれぞれの強弱、大小が
異なることが特徴です。
そして、個々の基本的欲求の強弱や、
その内容を理解、把握していくことは
相手を理解することになります。
仕事中心の人は
成果を出したい、評価されて認められたい、
稼ぎたいといった
「力」の欲求が強かったり。
組織にしばられずに個人で
思うような仕事をしたい人は
「自由」の欲求が強かったり。
そして、この５つの基本的欲求を
理解することは
自分を客観的に理解することにも
活用できます。
選択理論心理学では
この５つの基本的欲求がバランスよく
満たされることで
人は幸せを感じるとしています。
例えば、
あなたが良い関係性を構築したい人がいたとした、
その人の基本的欲求は何でしょうか？
ご存知ですか？
私の場合は、愛・所属の欲求と楽しみの欲求が強い
あるスタッフは、生存の欲求が強い
人には５つの基本的欲求があることを知る。
↓
相手や自分にはどんな欲求があるのかを
聞いてみたり、知ろうとすること。
↓
その上でその基本的欲求を満たす
関わりを相手にも自分にもしてあげる。
↓
すると相手との関係性や、
自分に対する自己評価は大きく向上、改善する。
この５つの基本的欲求はなんだろうと、
夫婦、親子、同僚、友達、恋人と一緒に
考えてみることは
新しい発見や再認識があります。
まずは、社内で5つの基本的欲求サーベイを
共有しましょう。