本物の幸せな家づくりしていくことHANA KEN(華建築)

カタログ請求・お問い合わせ

会社概要

メニューを開く

華建築ブログblog

2017/10/09

滋賀県はヒートショック死亡者数が第三位

GOです。

 

 

滋賀県がヒートショック死亡者数

全国第三位ということをご存知でしょうか?

 

ちなみに北海道は47位だそうです。

 

なぜなんでしょう?

 

それは、しが県民は冬の寒さを我慢することが好きだからと言う方や

滋賀県は冬場けっこう寒いエリアなのに家の性能が低いと言う方もいらっしゃいます。

 

家の性能が悪いと、夏に暑くて冬に寒い家になってしまいます。

熱が逃げてしまう性能の低い家に使う光熱費もバカになりませんし、

寒くて住み心地が悪い上に光熱費の掛かる家になってしまうと

何のために家を建てたか分かりませんよね。

 

 

そこでそんな家にならないよう、

今回も家の性能で重要な

【断熱】と【気密】についてお話したいと思います。

 

基本的に家の外周部分は「断熱材」という物で包まれています。

具体的には外壁と屋根、床下などに断熱材が入っていて、

家の中を冬の寒さや夏の暑さから守っているんですね。

 

では、この断熱材の特徴を分かりやすいように

人の服装に例えてみることにします。

断熱材は服装でいうと上着の部分に当たります。

寒い時期は上着があるか無いかで感じる寒さが全然違いますよね。

 

このように断熱材は一番外側で寒さから守ってくれるんですね。

では、上着についてもう少し詳しく見てみましょう。

 

例えばダウンジャケット1つとってみても、

すごくモコモコした大きいダウンジャケットもあれば、

数年前からよく見るようになった

物凄く薄くて暖かいダウンジャケットもあります。
(ユニクロなどでも売ってますよね)

 

もし厚いダウンジャケットと

薄いダウンジャケットが同じ暖かさであれば、

薄いダウンジャケットの方が断熱性能の高い物が

使われていることになります。

 

家の断熱材も同じで、断熱性能の高いものを

使えば断熱材が薄くても性能を確保できますし、

断熱性能が低い断熱材を使うなら断熱材の厚みを

厚くしないと断熱性能が確保できないんですね。

 

また、上着にはコートもあれば

ジャンパーやダウンジャケット等、

いろんな種類があります。

 

断熱材も同じで、グラスウールという

一番良く使われている断熱材やウレタンの断熱材、

紙でつくられたセルロースファイバーといった断熱材もあります。

 

コートであれば少しフォーマルな着こなしの時に着たり、

ダウンジャケットであれば外で運動や作業が

しやすかったりなど特性があるように、

断熱材も種類によって特性が違ってきます。

 

どの断熱材を選ぶかは服装と同じように皆さんが選べますが

施工をしっかりとして頂ける住宅会社を選ばなければなありません。

 

 

そして家の気密とは、

簡単に言うと空気がどれだけ外に漏れないかといことです。

 

家の性能のことを考えると、

この気密というのは、かなり重要な項目になります。

 

どうして家には気密が重要なんでしょうか?

 

それでは、先ほどの断熱材と同じように

気密を服装に例えてみることにします。

 

先ほど上着を断熱材に例えましたが、一度想像してみてください。

冬の寒い時期、皆さんは上着はどのようにして着ていますか?

 

ボタンがあればボタンを閉じて、ファスナーがあればファスナーを閉じて

出来るだけ暖かい空気が漏れないように、

また冷たい空気が入ってこないようにする方が多いのではないでしょうか。

 

寒いのに、上着を羽織るだけで

前は開けっ放しという人はあまりいないですよね。

実は家の気密性についてもこれと同じことが言えます。

 

気密性が悪い住宅というのは、

真冬に上着の前を開けっ放しにしているのと同じなんです。

いくら高級な上着を着ていても、

前が開けっ放しだと上着の効果は少なくて寒いですね。

 

気密の悪い家は断熱材の性能が活かされず、

外の寒い外気がどんどん家に入ってきて、

反対に家の中の暖めた空気は外に出て行ってしまいます。

 

昔の家は気密なんて考えていなかったので、

外気がどんどん入ってきて外と対して

温度が変わらない家なんかもたくさんあります。

 

一方、ボタンを閉じて暖かい空気が漏れないようにしているのが、

気密性の高い家です。

いちど暖めた空気が外に漏れないので、

断熱材の性能が上手く活きているのが分かりますね。

 

でもボタンを閉じたくらいでは真冬の寒さは防ぎきれない事があります。

もっと暖かくなるようにボタンを閉じるだけでなく、

マフラーで首もとを守ったりしてより空気が

漏れないように工夫しますね。

 

これが高気密住宅と呼ばれる家なんです。

 

ここで注意したいのが、

この高気密住宅というのは簡単にはつくれないという点です。

上着のボタンを閉じるくらいは簡単ですが、

そこからさらに暖かくするには

イロイロ試して工夫をする必要がありますよね。

 

家も同じで、工夫を重ねてしっかりチェックしないと

気密性が高い住宅というのはできないんです。

 

それだけ経験と手間と技術が必要になるんですね。

 

そのため、この気密性が高いかどうかで実力のある工務店かどうか、

ある程度ふるいに掛けることができますし

手間はかかりますが、快適に生活するには重要なんですね。

 

 

今回も家の断熱と気密についてお話をしました。

少なくとも家の断熱と気密はどういう物かを頭に入れておくことが、

後で寒かったなどの後悔を防ぐための一番の方法となります。

家の断熱材は、家を外気から守るもの。

 

 

家の気密性は、家の空気を外部に漏らさないためのもの。

気密性が高いことで、断熱材の効果が活きますし

換気の効率が良くなり、湿度管理もしやすくなります。

 

 

これから家づくりをする方は、

断熱と気密というのがどんな物なのか、

ぜひ頭に入れていただければと思います。

 

 

そして、滋賀県の住宅会社は、

本気でヒートショック死亡者のない

家づくりをしていかなければなりませんね。

 

ページの先頭へ戻る

Copyright© 2019 HANA KEN(華建築). All Rights Reserved.