GOです。
【高気密はダメなのか?】
A・B いったいどっちが正しいの?
A「高気密は息苦しいからダメ!」
B「気密性は高ければ高いほど良い!」
数年前はAとお答えされる方が多かった。
近年、Bとお答えされる方が多くなりました。
気密性を高め家族が安全に暮らせる住宅は
気密性が高ければ高いほど、
換気が計画的に行え、快適に暮らすことが出来ます。
数年前、ある方からこんな事を言われました。
気密性を高めるには、
職人の技術と工法の見直しが必要だから、
量産型ハウスメーカーは手を出さない。
断熱性も耐震性も、設計上の問題なので、
本当にそれだけの性能があるかは、
誰にもわかりません。と
耐震等級3、断熱等級7は、計算されたもの。(理論値)
気密測定値は、そのものの数字が出ています。(実測値)
もし、C値=0.5とか0.3と仕様書に記載していて、
測定してみたらその数値がまったくでなかったら、
あなたならいかがされますか?
「出るまでやり直してください」
と、気にする方ならお願いしますよね。
そうなると、結構、大変です。
またある方は日本と言う国は
量産型ハウスメーカーが難い基準はつくらない・・・
そんな理由もあり、
量産型ハウスメーカーは「気密性能」については、
ほとんど触れないようにしている。
住まいての事をもっと本気で考えろ!
と声を上げる方もいる。
高気密が必要な8つの理由
① 漏気を減らして省エネと快適性の向上(ランニングコスト低減)
② 壁体通気を減らして断熱性能の低下を防止(ランニングコストの低減)
③ 壁体内結露を防止(長寿命化)
④ 計画換気の性能保持(空気の鮮度維持)
⑤ 室内の上下温度差の解消(快適性の向上)
⑥ 安定した室内の湿度管理(快適性の向上、健康増進)
⑦ 外気汚染物質の侵入防止(空気の鮮度維持、健康増進)
⑧ 施工精度の確認(施工技術力の確認)
気密化の目的は上記の8つです。
どれが欠けても、ランニングコストや家の寿命、
快適性などに大きな影響を及ぼします。
私達、感動の家づくりチームは
気密測定を2014年から始めました。
最初はC値0.1~0.3でした。
2016年からは、
C値=0.1オーバーすることがなく
只今HANAKENのお家は
271棟 平均値 C値=0.11
もしあったら、、、、ということで
私達も気密測定の立ち合いは、結構ドキドキです。
「気密性は高ければ高いほど良い!」
何より冬の部屋干しでも洗濯物がよく乾きます。
半乾きの嫌な臭いはまったくしません。
HANAKENでは、ランドリールームを希望される方が多くなりました。
先日もM様体の気密測定で
素晴らしい数字が出ている。
C値=0.05
αA=6平方cm=2cm×3cmの穴
(家全体で約切手一枚分の穴)
これらをそのお家の床面積で割る
6/118.29=0.05
答え
C値=0.05
高数値に監理者と施工者にいつも感謝です。
住まいて様のことを考えれば
高気密はダメではなく必要なんです。