みなさん、こんばんは!
はなちゃんです。
急にあったかくなったり、寒くなったり、、、
変な天気が続きますね、、、
インフルやコロナもかなり流行っているようですので、、、
みなさんお気を付けください。
今週末、上棟のA様邸の基礎検査を行いました
天気もばっちりで、レベルもいい感じ。
その穴は、何の穴だろね〜
穴、といえば、ですが。
どんなお家にも、穴、はたくさんあります。
A様のSくんが覗き込んだのは、
換気システムの給気口。
こっちは、宅内への給水のための穴。
よくよく見てみると、基礎にも、穴。
こちらは、ベタ基礎のなかに、
雨水が溜まったときに、水を抜くための穴。
穴が、スキマ、になると、
家が寒くなったり、結露する原因に。
当然、ハナケンの家では、ここまでの穴は
全て隙間のないように、たくさん工夫します。
コーキングを施したり、地面と近いところには、
シロアリ対策のホウ酸入りのパテなど。
どこをとっても、全てに意味がある。
ここ最近、問い合わせの多い穴が1つ。
①
何の穴でしょうか。
建物にとって、暮らすひとにとって、
大切な穴ですが、あまり知らない方も多いはず。
ちなみに、建物の躯体にある穴ではありません。
②
なんだかホースが繋がってます。
そう、エコキュートの排水。
①の穴は、排水管。
②のホースをつたって、排水されます。
給湯器あたりが濡れてる、、、
なんか前より汚れてるかも、、、
と、ここ数日、点検で見かけたり、
問い合わせいただいたり、、、
これはチャンス!と、今回は、
給湯器の排水について、お話します。
給湯器は、
☑️貯水タンク
☑️ヒートポンプ
の、2つから成っています。
そもそも、エコキュートとは、
①空気を取り込む
②空気を圧縮する
③熱を獲得する
④得た熱でお湯を沸かす
ざっというと、こういう仕組みです。
ちなみに、
“エコ”キュートという名前なのは、
ガスや石油などの燃料で
お湯を作るときと比べて、
CO2の排出量が減り、エコ、だから。
エコ、な、給湯器、で、エコキュート。
なんともおじさんが考えたのか?と
思うネーミングセンス。
(私も同レベルかも)
え、水なんか、出ないじゃん、と思われる方。
出るんです、これが。
今回、写真でお見せしたところ以外に、
貯水タンクにも、排水があり、
エコキュートには、2つ、排水があります。
貯水タンクは、、、
「膨張水」と呼ばれる水を排水します。
これは、主に先ほどの④で出る水です。
水は、温まると、体積が大きくなる性質です。
タンクに溜まっていた水も、温まると、溢れます。
これが、「膨張水」
ヒートポンプは、、、
「ドレン水」という水を排水します。
こちらは、②〜③の結果、出てきます。
ここには、冷媒、という、
熱を受け渡してくれるガスが関係してきます。
エコキュートの場合、
冷媒は、屋外の空気から熱を取り込んで、
その熱を、水に受け渡して、
貯水タンクとヒートポンプを循環しています。
このとき、熱を水へ移すした冷媒は、
温度が下がり、つまり、冷えるため、
配管の周りで、結露が起きます。
これが、ドレン水。
どちらも合わせると、1日で10Lほどの
排水が出ているそう。
今回の写真で見る、配管やホースは、
水を排水するためのもの。
風や経年劣化で、ホースが外れたり、
ホースが詰まってしまったり、のときは、
ヒートポンプの下が、濡れたり、汚れます。
でも、水が出ている事自体は、
全然モーマンタイ。
これが、ここ数日の問い合わせの答えです。
・なんだか、ずっと濡れてない??
・あれ、今日めっちゃ濡れてる??
なんてときは、気兼ねなくお問い合わせ下さい。
もちろん、機器や症状によっては、
エラーも出ているかも?
その時は、お忘れ無く、どんなエラーかも
教えてくださいね。
「なんの穴〜〜?」と不思議そうな
Sくんに感化されて、
何事にも興味を持とう!と思ったはなちゃんでした。