京セラ・第二電電の創業者であり、日本航空を再建したことで知られる稲盛和夫さん。
その稲盛さんが常に自らに問い続けた言葉があります。
「動機善なりや」
「私心なかりしか」
大きな夢を描き、それを実現しようとするとき、まず自分に問うべきは「その動機は善いか」ということ。
ここでいう「善」とは、普遍的に良いこと、つまり誰から見ても正しいと思えることです。
自分の利益や都合、見栄や格好のためではなく、自他ともに納得できる正しい動機であるかを自問自答する。
そこにすべての原点があります。
そして、仕事を進めるうえでもう一つ大切なのが「私心なかりしか」という問いかけ。
自分の心に、私利私欲や自己中心的な考えが混じっていないかを見つめ直すこと。
それができれば、たとえすぐに結果がでなくても、最終的には必ず良い方向に導かれる。
「動機が善なり、私心なかりしか」
私たちにとっての、「動機とは」
「感謝の心で、夢・喜び・感動を提供することが善であり、私心がなければ、結果は問う必要はない。」
「必ず成功する」
結果を焦る前に、自分の心を整える。
何のためにやるのかという動機(理念)を純粋に保つことが、真の成功への道なのです。




