人は、「あなたはこういう人になる」という「称号」を与えられると、
その言葉通りの人生を歩み始めます。
私は身近で、そんな「称号」を与えられて育った2人の偉人を見てきました。
一人は3歳のとき母親から
「あなたは、舞台の上で華やかに舞って人々を魅了し感動させる舞台人になる」
という「称号」を与えられました。
そして、17年後、舞台に立ち多くの人を魅了し感動させる舞台人となりました。
もう一人は6歳のとき母親から
「あなたは、水の中で世界中の人々を魅了し、オリンピックでメダルを獲得。人々に感動を与える人になる」
という「称号」を与えられました。
そして12年後、オリンピックでメダルを獲得しました。
二人の母親が共通していたところは
「相手を変えることはできない」
「人はあらゆる可能性がある」
ということを理解していたことです。
だからこそ、子供の中にある良い性質を引き出す言葉、つまり「称号」を与え続けたのです。
偉人として成功している人は、成功する前から
将来成功するという「称号」を与えられて育ったということなのです。
職場でも同じです。
否定的な言葉は人の悪い面を育て、前向きな言葉は人の可能性を育てます。
「ファミリーに必要な人だね」「最後までやりきる人だね」「信頼できる人だね」と「称号」を与えると、
人は無意識に、「自分はそういう人間だ」と思いその通りに行動し始めます。
こうした言葉は、相手の中の最高の自分を育てていきます。
これが「称号」の力です。
人は、自分を信じてくれる人のために頑張りたくなる生き物です。
だから、称号を与える人は自然と周りに味方が増えていきます。
人は、与えられた称号どおりの人間になっていくのです。




