『不易流行』
「不易をしらざれば基立ちがたく、流行知らざれば風新たにならず」
これは俳聖「松尾芭蕉」が俳諧の極意書である「去来抄」に記した俳諧の理念で、
本質的な物を忘れない中にも新しく変化をも取り入れていくこと、親味を求めて
変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であることを意味してます。
よく似た意味で知られる、
『温故知新』
「子曰く、故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る、以って師と為るべし。」
論語「為政第二」第11、中国の思想家孔子が述べたものを弟子たちがまとた論語で、
過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくことを意味しています。
不易流行と温故知新の違いは、
「不易流行」とは新しいものを取り入れる大切さを表し、、
「温故知新」とは古いものを見直す大切さを表すという違いです。
経営の本質とも言える、この2つの言葉。
この言葉をいつまでも心に刻む。