アメリカでは有名なアフリカに靴を売りに行ったセールスの話があります。
ライバル同士の靴のメーカーにAさんとBさんという2人の営業マンがいました。
2人がいるメーカーはアフリカに靴を売りに行く計画をたてました。
Aさんは数日間市場を調査し、本社に報告をしました。
「ここはダメです、全員裸足で、誰も靴なんか履いちゃいません」と。
結局、この会社はアフリカ進出をあきらめました。
ときを同じくしBさんも、その地においてリサーチをしていました。
数日間の調査を終え、本社に連絡しました。
「最高の市場です。ここは誰も靴を履いていません。裸足という文化なのです。
考え方次第では全員がお客様となる可能性を秘めています」
「靴の素晴らしさと安全性を、僕はみんなに説いて廻ります」と。
事実はひとつ「誰も靴を履いていなかった」
解釈A「みんな裸足なので靴を履かない、ここはダメだ」
解釈B「裸足だからこそ靴をはくべきだ、最高の市場だ」
この解釈の違いの原点は何でしょうか?
「これは無理」思考停止、
「これは出来る」思考全開(想像力・イメージ力)
できるかできないか、可能か不可能かを決めているのはいつも自分。
そのイメージを既成概念というが、イメージが小さければ小さい程
その人の可能性も小さくなり、大きければ大きい程、その人の可能性は広がっていく。