2024年も残すところ後30日になりました。
ついこのまえ新しい年を迎えたと思っていたのに!
本当に年を取るにつれ1年がアッという間ですよね。
年齢にかかわらず人に与えられた時間は平等に1日は24時間、1年は365日です。
この事実は変わらないのに年を取ると時間の経過が早く感じるのは何故でしょうか?
ジャネーの法則をご存知でしょうか?
ジャネーの法則は、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案し、
甥の心理学者であるピエール・ジャネの著書において紹介された法則で、
「人生のある時期に感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する」
という現象を、心理学的に説明したものです。
この法則を50歳の大人と5歳の子供について考えてみると。
50歳の大人が過ごす1年は「50年分の1年」で5歳の子供が過ごす1年は
「5年分の1年」ということになります。
比較してみると50歳の大人の10年は5歳の子供にとっての1年と同じであり
5歳にとっての1日は、50歳の大人の10日と同じということになります。
つまりこの法則では
50歳の大人は5歳の子どもの10倍時間が早く流れていると言っているのです。
また人生を80年とすると
0歳から20歳までと21歳から80歳までの体感時間は同じくらいであるとされています。
つまり人生の体感時間の折り返し年齢は20歳ということになります!
成人を迎えた段階で人生の半分の体感時間を過ごしている!
何故年を重ねるにつれ体感時間を早く感じるのでしょうか?
ジャネーの法則ではこのような理由からだと伝えてます。
人は初めてのことは、経験したことがないことをしている時は、それが強く印象に残り
時間が長く感じるが、反対にその行動に慣れてしまうと時間の長さが気にならなくなり、
あっという間にときが過ぎたように感じるということです。
みなさんこんな経験はないでしょうか?
初めて訪れる場所に向かう時は知らない道を通るため、目的地にだどり着いたときには
遠かったと感じますが、帰路は1度通った道を通ることから以外と近かったと感じるような感覚です。
すなわち、体感時間を遅く感じるためには、新たな事に挑戦する。
未見の我(まだ自分の知らない世界)に飛び込むことが大切です。
残りの30日そして2025年も色々な事に挑戦し、充実した毎日を過ごします。