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華建築ブログblog

2023/04/24

『体感』を決める要因

GOです。

 

 

『体感』を決める要因

 

 

 

人の温熱感覚を左右する要素

 

温熱感覚とは、

室内において人が感じる暑さ寒さの感覚のことです。

 

 

 

 

温熱感覚を左右する要素には

 

1.気温

2.湿度

3.気流

4.放射

5.代謝量

6.着衣量

 

 

があります。

 

 

 

 

1.気温

 

室内の温度は一般に17〜28℃が快適といわれますが、
夏と冬では人が快適と感じる温度は違います。
人はある程度、季節の変化に適応して暮らしているので、
外気との温度差が著しいとストレスを感じます。
(一般に、夏は25〜28℃、冬は17〜22℃が快適と感じる範囲です。)

 

 

 

2.湿度

 

高温で湿度が高ければ実際の温度より暑く感じ、
同じ温度でも湿度が低ければ暑さがやわらぐといったように、
人が感じる体感温度は湿度によって変わります。
(夏は65%以下の湿度を保つ)
(冬は40%以上の湿度を保つ)

 

 

 

 

3.気流

 

昔から夏に涼をとる手段として「せんす」や「うちわ」が使われていたように、
人は高温でも風があると汗の蒸発が促進されて実際の温度より涼しく感じます。
(冬の暖房時など、窓やドアから冷たい気流が足下に流れ込んで寒く感じる)

 

 

 

 

4.放射

 

放射熱とは空間を伝わる熱のことですが、
室内では壁、窓、床、天井などから放射熱を
受けて人の温熱感覚に影響を与えます。
同じ室温でも周囲の壁などの温度が高いと温かく感じますが、
逆に周囲の温度が低いと寒く感じます。
(建物の断熱性などにもよりますが、室温と放射温度の差が著しいと人は不快感を感じます。)

 

 

 

 

5.代謝量

 

代謝量とは、

運動や作業することによって発生するエネルギーのことです。

運動して代謝が上がると温かく感じるように、

代謝量も人が感じる温熱感覚の要素です。

 

 

 

 

6.着衣量

 

同じ温度でも着る服によって暑さ寒さの感覚は違います。

服には断熱性や保温性があるので、

人が着ている服も温熱感覚を左右します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これら6つの要素を「温熱6要素」といい、

気温、湿度、気流、放射の4つは環境側の要素

代謝量と着衣量は人体側の要素です。

 

 

 

 

 

 

 

 

快適な家づくりは、

環境側の要素が重要となり

気温、湿度、気流、放射を理解した上で成立する。

 

 

 

 

 

 

このことから

快適な家づくりをする造り手は,

【断熱・気密・換気・窓・間取り】

追求していかなければならない。

 

 

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